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音楽批評
音楽を聴いていていつも思うのは、「なんで同じ人が創っているのに、こんなにクオリティに落差があるんだ」ということだ。どんなにいいアーティストにも、名作と駄作がある。それはどの芸術/エンターテインメントのジャンルにおいてもそうだが、特に音楽の場合、非常に感覚的であるだけに、その違いが如実にあらわれるように思う。
だから個人的には、ファン気質100%の人物論ではなく、是々非々の作品論を支持する。「○○(アーティスト名)の作品だから良いはずだ」というような、雑駁な希望的観測は極力排除して作品と向き合っていきたい。好きなバンドが好きな音楽をやり続けてくれるとは限らない。
人が創るものの不安定さを感じながら、その魅力を具体的に解きほぐしていきたい。
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